1. 日 時 |
2005年3月16日(水)
午前9時40分 〜 10時25分
(本校 2時間目(年度末特編授業) 情報A:冨士田担当) |
2. 講 義
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ことばの交流:外来語でたどる日欧関係史(武蔵大学人文学部・踊教授) (本校 普通科1年4組 女子40名) |
3. 接続環境
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IP接続 ・ 4F
1年4組HR(普通教室) <--> 学校間ネットワーク <--> インターネット <--> 武蔵大学・情報センター |
4. 使用機器
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本校 : Polycom・ViewStation SP <-----> 武蔵大学 : Polycom・ViewStation
FX
(互いにカメラの遠隔操作可能) |
5. 今回の目的 |
普通教室でのIT活用の可能性、講義形式の(遠隔)授業が成り立つか |
6. 実施結果 |
映像・音声ともに明瞭で全く問題はなく、お互いの「環境」や「表情」がはっきり分かり、意思疎通も問題なかった。
・カメラ位置:教室左前、教卓の上に設置。強い太陽光を背にして設置する必要があった。
・マイク位置:教室中央付近の生徒席に設置。質疑応答の際、端の席の生徒の応答も先方に届いた。
・スピーカー:ディスプレー付属の外部スピーカー。十分な音量が得られた。
・ディスプレー:プラズマ50インチ型ディスプレー。クラス前中央に設置 → 本物の先生がその場で講義しているような臨場感
・講義内容と生徒の反応:
踊教授より、事前に届いた資料を生徒に配布。生徒は、メモを取りながら講義を受ける。踊教授は、生徒の反応を見ながら指名(事前に名簿を送付済み)による質問を適宜行い、生徒の緊張感を持続させながら講義を続けた。教授からの質問については、生徒は明確に回答できていたが、生徒によっては返答する声が小さい場合があり、教授側で判別に苦労したようであった。(大きな声でと促すが、多くの生徒が声が小さくなっていまう)
また、数人の生徒が、講義中に睡魔に襲われていたが、講義内容・方法よりも、本人達の生活態度や意識の問題であるように感じた。(ほとんどの生徒が真剣に集中していたので)
→ 事前に心配していたが、予想以上に生徒が講義に集中していた
。それは、踊教授の講義tが、身近なカタカナ語を例に取り上げ、個々ついて、その歴史や文化性、背景を説明してくださり、生徒は興味関心を持って行き込まれたようであた。また、現在の英語(米語文化)一辺倒の意識からの解放という点でも生徒達の共感を受けていた。今後の遠隔授業活用への期待がますますもてると感じた。 ※ 授業時間割の都合で、踊教授には講義の為の十分な時間を差し上げることができませんでした。また生徒の感想を得ることもできませんでした。次回への課題とさせていただきます。 |
7. 次回への課題 |
講義時間(40分程度)+質疑応答(15分程度)+感想メール(20分程度、PC室への移動時間含む)の枠の確保 |
8. 次回の予定 |
未定ですが、2005年度も実施にむけて、武蔵大学と連携していきます。 |