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異文化理解の為の遠隔授業 (English)

和光国際高校 <------> JICA北京事務所(中華人民共和国) 

JICA・北京事務所の協力を得て、TV会議システムを利用しての「異文化理解の為の遠隔授業」を実施しました。

第1回 講座実施概要 ( 新聞記事 ) ( 実施に至る経過 ) (ワンワールドフェスティバル:菊池教諭発表資料)
1. 日 時 2005年10月18日(火)午前8時45分 〜 9時35分(本校 1時間目)
2. 講義・講師 青年海外協力隊員 飯牟礼さん(湖南省長沙市・日本語)、小鷹さん(広西自治区・看護師)
(対象クラス:英語表現(総合的な学習):担当 菊池教諭、岡田教諭、外国語科3年6組 男女40名)
3. 接続環境 4FLL1教室 <-- ISDN回線接続 -->JICA・東京本部 <-- IP接続 --> JICA北京事務所
4. 使用機器 本校 : Polycom・ViewStation <----->  JICA北京事務所 : Polycom・ViewStation
5. 今回の目的 テーマ「中国に派遣されている青年海外協力隊員との交流」を通して、国際理解を深め、同時に日本の国際貢献について考える動機付けとする。
6. 実施内容 事前学習〉
事前学習としては以下の内容について学習した。
(1) 中華人民共和国の概要(日本との比較)
(2) 日本のODAの概要
(3) 対中ODAについて
(4) JICAの概要
(5) 中国における青年海外協力隊の概要
これらをもとに、当日の授業に臨んだ。
〈授業の進行〉
・ あいさつ(クラス紹介)
・ 飯牟礼隊員の体験談(レジュメ・パワーポイントの資料に基づいて)
・ 小鷹隊員の体験談 (デジカメ写真に基づいて)
・ 質疑応答
・ お礼の言葉

〈授業の様子〉
前日に首相の靖国訪問があり、中国国内の反日感情の様子がメディアを通じて話題になっていることもあってか、生徒たちは特に隊員が日々接している現地の方々の対日感情には関心があるようでした。また、事前学習でも中国国内の貧困問題等にも触れたのですが、実際に隊員の方々の赴任先の様子を目の当たりにして、より事実として中国の抱える問題を感じたようでした。隊員の方々の熱意のあるお話と、画像データに生徒たちはしきりに目を輝かせ耳を傾けていた。
7. 次回への課題 50分という限られた時間の中で、2名の隊員から貴重なお話を伺ったのですが、時間不足を感じました。5・6限の90分の授業と比較してももう少し質疑応答や意見交換に時間が必要であった。また、今回は体験談をうかがうことが趣旨だったので仕方なかったかも知れないが、TV会議で双方向の顔が見えることを活かして、意見交換の場を積極的に設ければよかった
8. 次回の予定 12月8日(木)に計画中 (本校 科目: 中国語 外国語科 年 組 男女40名)